入力ポートの種類

ポータブル電源はモバイルバッテリーに比べて入力ポートも多彩で、使用環境にあわせて入力方法も検討する必要があります。 代表的な入力ポートは下記のとおりです。

代表的な入力ポート

  • AC100Vからの充電(アダプタタイプ、電源内蔵タイプ)
  • ソーラーパネルからの充電(DC5221ジャック、MC4コネクター)
  • USB Type-C PD(パワーデリバリー)入力
  • シガーソケット充電(DC7909)

入力ポートのチェックポイント

AC100V入力と、USB Type-C PD入力またはソーラーパネル入力を両方同時に使う複合入力充電(デュアル充電)対応製品なら、充電時間を大幅短縮できます。

AC100V入力

ほとんどの場合、専用のAC充電アダプタが付属し、AC(交流)をDC(直流)に変化して充電を行います。 据え置きでの使用を予定している場合は良いですが、持ち運ぶことを想定している場合は、充電器も入るバッグ付きなどを選択すると良いでしょう。

まれに、本体に充電器を内蔵して、AC100Vコンセントから直接入力するタイプもあります。

ソーラーパネル充電

多くの大容量ポータブル電源はソーラーパネルからの充電も可能です。ソーラーパネルがあれば、長期間の停電や海や山など電源がない場所で充電が可能 となります。またベランダなどに設置して日常的に使用する電気をソーラーから提供されることで長期的には電気代の削減につながるような使い方もできます。

ポータブル電源の容量にあわせて、最適なソーラーパネルを選定すると良いでしょう。一般的には100W出力のソーラーパネルが主流で、100Wのソーラーパネルを2セット、3セットと組み合わせることで入力のワット数を調整します。

1000Wのポータブル電源へソーラーパネルで充電する場合、

  • 100W発電のソーラーパネルなら10時間以上
  • 合計200W発電のソーラーパネルなら5時間~6時間
  • 合計400W発電のソーラーパネルなら2.5時間~3時間

ただし、ソーラーパネルは天気や太陽光の入射角が時間とともに変わるため、だいた70%~80%くらいの発電量で計算すると良いと思います。

USB Type-C PD充電

USB Type-CのPD対応のポートがあれば、AC充電アダプタが紛失した場合や故障した場合でも充電できるとイザというときに役立ちます。 ソーラーパネルがUSB Type-C出力対応なら、ACとPDでデュアル充電ができる機種もあります。直流の入出力なので、変換ロスが少なく効率よく電気を充放電できます。

シガーソケット充電(DC7909)

車のシガーソケットから充電できれば、車で移動中にポータブル電源へ充電できます。キャンプの帰りなどで使用した分を移動時間に充電すれば次回使用するときに充電不足にならずにすみます。

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電池屋おすすめポータブル電源

電池屋がおすすめするポータブル電源は、とにかく安全であることが条件です。 OUPESのポータブル電源は、リン酸鉄リチウムイオン電池を使用しており、また、しっかりとしたBMS(バッテリーマネージメントシステム)によって温度管理されているため発火の危険性はかなり低い製品です。 それ以外にもサイクル寿命が2000回以上、残り使用時間が見える、USB Type-C PDで60W出力可能など基本機能がしっかりしているポータブル電源です。

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